操作マニュアル 筋トレ記録のマスタを変更
更新 2021/04/22(木)
(C)文責 炭本 治之
■一覧に表示される項目を変更する
データベースのマスタ(基本情報のテーブル)の内容を変更すると,
グループ一覧,種目一覧の表示内容を変更できます。
DB Browser for SQLiteなどのフリーのツールでマスタの内容は参照・変更できます。
「m_」のプレフィックスがついているテーブルがマスタです。
■グループ一覧に表示される項目を変更する
プログラムは,グループ一覧に,m_grpのレコードのうち status = 1 のレコードを order_id の昇順に表示します。
例えば,新しく「ヨガ」の項目を追加して,これを「筋トレ」と「室内ストレッチ」の間に表示するには,
次のようにします。
コード(grp_cd)は,00-04,99が使用済みなので,未使用のコードとして例えば05を指定し,
並び順(order_id)は,筋トレの値が00で,室内ストレッチの値10がなので,その間の値の05を指定して,
statusは1にして,次のように1行追加します。
例えば,「室内ストレッチ」の項目をグループ一覧で非表示するにはstatusを0にします。
一般的に,マスタの行は削除(物理削除)しないで,このようにstatusを0(無効)にします。
これを論理削除と呼びます。
■種目一覧に表示される項目を変更する
グループマスタ(m_grp)と種目マスタ(m_exer)とは親子関係です。
グループマスタの1レコードに,種目マスタの0個以上のレコードが対応します。
既定では,grp_cd='00' のレコードには,次のように5レコードが対応しています。
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m_exer |
grp_cd |
exer_cd |
exer_name |
status |
order_id |
00 | 00 | 腹筋 | 1 | 00 |
00 | 01 | 背筋 | 1 | 10 |
00 | 02 | 首後 | 1 | 20 |
00 | 03 | スクワット | 1 | 30 |
00 | 04 | 腕立伏せ | 1 | 40 |
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プログラムは,グループ一覧で「00 筋トレ」が選択されると,
種目マスタからexer_cd ='00'のレコードのうち status = 1 のレコードを order_id の昇順に表示します。
室内筋トレの種目に「ベンチプレス」を加えて,腹筋と背筋の間に表示させるには,
次のようにします。
グループコード(grp_cd)は00,
種目コード(exer_cd)は,00-04が使用済みなので,05
並び順(order_id)は,腹筋の値が00で,背筋の値が10なので,その間の値の05を指定して,
statusは1にして,次のように1行追加します。
「腕立伏せ」の項目を非表示するには,statusを0にします。
statusを0にすると,一覧には表示されなくなって,その種目での記録は作成できなくなります。
ただし,過去の記録の一覧表示では今までどおり表示されます。
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