アレルギー体験記

  
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 アレルギーの症状

                                   更新 2021/05/25(火)                                      (C)文責 炭本 治之

 ■軽症

  私は,今でも,床に敷き詰めたカーペットを長年交換していない部屋にはいると,   次のような症状が起きる。   (1)目が腫れぼったくなる(15分後)   (2)額に軽い違和感,軽い痛覚が生じる(20分後)   (3)鼻水が少しだけ出る(30分後)   上のような症状が起きても,仕事なら我慢するしかない。   我慢したままその部屋に4時間以上滞在すると,次の症状が起きる。   (4)その日の夜は,就寝しても寝付けず,1時間,2時間と眠れないまま過ごす。   (5)翌朝,睡眠不足で朝起きるのが辛い。   (6)翌日は,午前中に集中力が欠ける。    単純な簡単な仕事ならできるが,複雑な高度に頭を使う仕事はできない。

 ■中等症

  (1)鼻水が頻繁に出て,30分に1回は鼻をティッシュでかむ   (2)どちらか一方の鼻の穴が鼻詰まり    両鼻で呼吸できないので,常時口を少しだけ開けて口でも呼吸している   (3)鼻腔内に色のついたねばねばしたゲル状の痰がある   (4)上腕の内側,脇の下に,赤にブツブツができる   私は,中学時代は常時(1)(2)(3)の症状があった。   抗ヒスタミン剤を飲むと症状は軽減した。   (4)は大人になって出てきた。

 ■重症

  (1)夜間に,息をするのがゼイゼイと苦しくなる   (2)目が赤く腫れる   (3)額に強い頭痛がある   (4)強烈な不安感に襲われて死ぬんじゃないかと不安になる。   私は,成人後で減感作療法開始前に,上の症状を経験した。   喘息症状はメプチンエアーですぐにおさまる。

 ■アレルギーマーチ

  アレルゲンは同一でも,症状の現れ方はその人の年齢・体力によって変わる。   年齢と共に症状の現れ方が変わることをアレルギーマーチと呼ぶらしい。   (1)幼少期     アトピー性皮膚炎,喘息が表れやすい   (2)小学校,中学校     喘息がなくなり,アレルギー性鼻炎に変わる   (3)高校,大学,社会人初期     アレルギー性鼻炎   (4)老齢期     花粉症も起こす人が増える     喘息で死亡するケースが出てくる (終わり) ページの先頭へ